プロドラマーも愛用!理想的な自分のドラム専用シューズの見つけ方

このあいだ、たまたまいつもと違うシューズを履いて練習したら、ペダルが踏みやすかったんだ!急に上達したみたいで、びっくりしたよ!
シューズは用途によってたくさんの種類があるから、ドラマーにとってもシューズ選びは重要課題だね!

あなたはドラムを演奏するとき、適当にシューズを選んでいませんか?

「普段はいてるシューズで大丈夫でしょ!」

そう思うかもしれませんが、ちょっとした感覚の違いでプレーに差が出ることがあります。

特に、プロドラマーの中は「ドラム専用シューズ」を使う方もおり、上達を目指すドラマーにとって必須アイテムとも言えます。

そこで今回はドラム専用シューズの見つけ方について考え、おすすめのシューズをご紹介します。

今回の記事が少しでも参考になり、あなたにとって最高のドラム用シューズが見つかることを願っています。

ローテクスニーカーとハイテクスニーカー

ローテクスニーカーとは、各シューズメーカーが定番商品として長い年月にわたり生産、販売し続けている運動靴のことです。

対してハイテクスニーカーは、最先端の技術と高機能素材を集結させた、最新の機能を持つ運動靴

一般的には、接地感覚の素直なローテクスニーカーの方がドラム演奏に向いている、と言われています。

そのため、あなたが普段履きとしてローテクスニーカーを愛用しているのなら、そのままドラム用として兼用するのが最も簡単なシューズの選び方です。

反面、ハイテクスニーカーはクッション性の高さが災いして、ペダルを踏んでいる感覚が鈍くなります。

慣れてしまえば使いこなすことは可能ですが、ローテクスニーカーよりハイテクスニーカーを選ぶドラマーは少数派です。

しかし、これだけの情報ではしっくりこないと思いますので、加えてもう少しだけ、足の動きとシューズについての意識を深めてみましょう。

そこでドラム界においての、2大ローテクスニーカーをご紹介します。

コンバース オールスター

オールスターはローテクスニーカーの代表格で、100年前にバスケットボール用シューズとして、生産されました。

ミュージシャンの愛用者も多い、世界的なベストセラーシューズです。

ドラム界でのオールスター愛用者といえば、シェーン・ガラース。

カナダ出身のシェーンは2002年から2019年までの17年間、B’zのサポートを務め、多くのファンを魅了しました。

シェーンは専門誌の取材で、演奏のときは必ずオールスターを着用すると答えています。

オールスターはくるぶしが出ているローカット、くるぶしが隠れるハイカットで相性が分かれるので、よく確認してください。

ちなみに参考動画でのシェーンは、ハイカットを履いて演奏しています。

ハイカットは着脱に時間のかかるシューズですが、履き口で足首を痛めるリスクはありません。

オールスターのメリット

オールスターは服装を選ばず、普段履きとドラムの両方で履きこなしやすいシューズです。

100年の歴史を支えたシンプルな構造はペダルの感覚をしっかりと足に伝えます。

オールスターのデメリット

オールスターは耐久性が低いのが弱点です。

ダメージジーンズのような「味」を楽しむユーザーもいますが、シューズが痛んでしまうとそれだけ踏み心地も変わってしまうので、注意が必要です。

履き口にクッションが無いので、長時間のプレイで足首の皮膚を傷めるリスクがあります。

ローカットのオールスターを履くときはソックスを着用するなどの対策をしましょう。

アディダス スーパースター

スピードドラマーならご存知、ジョーイ・ジョーディソン愛用のローテクスニーカーです。

ジョーイの超高速かつ強烈なプレイにはどうしても、超高速ツーバスの基礎となる足元に注目が集まります。

遠くから見てもわかるスーパースターの外見は特徴的で、世界中のドラマーがジョーイの足さばきに注目しました。

スーパースターのメリット

スーパースターは50年の歴史を持つバスケットボール用シューズで、ローテクスニーカーながら最低限のクッション性を備えています。

適度な厚みのソールと重めのつま先がパワフルなフットワークをサポート。

履き口にもクッションがついていますので、足首をストレスから守ります。

スーパースターのデメリット

シューズ全体の重さに対し、つま先の重量が大きいので、ペダルを踏み続けていないと疲れてしまいます。

繊細さを要求される演奏には、もう少しつま先の軽いシューズの方が向いています。

上履きが最適!?

学生が校内で履く、いわゆる「上履き」がドラム演奏に向いているとも言われていました。

中でも有名な上履きは、アサヒシューズの「クーガー」

学生の方は、文化祭などでドラム叩く時は積極的に使ってみてはいかがでしょうか?

ラウドネスのドラマー「樋口宗孝」氏が大量買いしているドラム専用シューズとして有名になりました。

上履きのメリット

クーガーはゴム靴メーカーのアサヒシューズが開発した運動靴。

とにかくソールが薄く、クッション性がありません。

それだけに、より裸足感覚に近い、繊細な足さばきを可能にしています。

上履きのデメリット

クーガーは生産が終了してしまったため、入手が困難です。

現在は後継品として「504」が生産されていますが、クーガーほどの人気はありません。

上履きは見た目がカジュアルではないのと、外で履くにはソールが弱いこともあり、普段履きとの兼用がしにくいシューズです。

おすすめ①室内スポーツ用シューズ

定番はバスケットボール用シューズです。

  • 進む
  • 曲がる
  • 止まる

を素早く切り替えるための、硬さとクッションを両立させた性能は、ドラムの演奏にも活用されます。

他にも室内用のフットサル用シューズや、耐久性は落ちますがバレーボール用シューズも軽くて使いやすい構造です。

ソールの厚さもグリップ力も丁度よく、ピタッと止まる感触はドラム演奏を楽にします。

おすすめ②レーシング用シューズ

ドラム専用シューズを探すうえで、レーシングシューズをチェックしないわけにはいきません。

カーレースにおけるペダル操作は、一瞬一瞬のタイミングが重要。

カーレーサーの鋭敏な感覚をサポートするレーシングシューズには、ドラム演奏に必要な性能が備えられています。

カーレース用シューズはアッパーもソールも適度に薄く、足首を細かく動かしやすい構造。

普段履きで使用してしまうと一気に消耗してしまいますが、ドラム専用シューズとしては抜群の使いやすさを誇ります。

レーシングシューズのメリット

かかとを接地させ、つま先の細かい強弱でペダルを操作。

カーレースとドラム演奏の、両方に共通する足の動かし方です。

レーシングシューズはソールの面積をアキレス腱近くまで延ばし、かかと部分を丸く加工することによって、軽快かつ安定感のあるフットワークを可能にしています。

レーシングシューズのデメリット

防火用のため、スウェードなどの難燃素材を使用しているものが多く、蒸れやすいのが難点。

加えて、ペダル操作に特化したレーシングシューズは歩行を想定した構造をしていないので、普段履きと分ける必要があります。

ドラム専用シューズ「スキナーズ」もチェック!

「スキナーズ」という、ソックスとスニーカーの性能が一体化した、画期的なシューズをご存じでしょうか?

とてつもない汎用性を秘めたスキナーズはなんと、ドラム演奏に向けたシューズであることもホームページで宣言しています。

「ドラムシューズ」とgoogle検索したとき、検索1~2位でスキナーズのサイトが表示されました。

メーカーが自信をもって販売している「ドラムシューズ」、スキナーズをぜひともチェックしてください!

ドラム演奏に向いた革靴も!

サウンドだけでなく、ビジュアルでも世界観を表現するドラマーがいます。

ビジュアルで世界観を表現するということは、ステージ衣装にも妥協はありません。

YOSHIKIの妥協なき世界観は、足元まで完璧に確立されています。

普段から革のブーツを履くことが多いYOSHIKIはライヴでも革靴のまま、激しいパフォーマンスに挑み続けます

YOSHIKIの履いている革靴はつま先が細く、アッパーとソールが薄め。

ブーツは足首の動かしにくい靴ですが、動画では足全体をペダルに落とし込むようなYOSHIKIのキックを、革靴の硬さが力強くサポートしているかのようです。

裸足は安全上、おすすめしません!

裸足はペダルを踏んだ感覚が一番伝わりやすいというメリットがあります。

しかし、安定感がありません。

なにしろ最大のデメリットは、ケガのリスクが高いことです。

裸足はシューズと違い、拇指球と小指球を繋ぐ「線」でペダルを押しているような感覚。

シューズを着用すれば、より「面」に近い状態でペダルに力を込められます。

なにより、シューズはケガのリスクから足を守ってくれる、大切な保護具です。

まとめ

言うまでも無く、一番大切なのは日々の練習ですが、シューズに気を遣うことも大切です。

「自分にはまだ早い…!」

そう思っている方も、将来シューズを買いたくなった時に役に立てれば幸いです。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!