ドラムスコアの名称や記号が分からないなら、まずは「音読」してみよう!

ドラムスコアの名称や記号の意味分かりますか!?


ドラムスコアは、全く読めない…。

”記号”や”名称”が色々あるからね。覚えるのも大変…。

「ドラムスコアが読めない!」という悩みは、初心者なら誰しもが通る道です。

「”記号”や”名称”の意味が全く分からない!」という方もいらっしゃるでしょう。

ですが、いつまで経ってもスコアが読めない…。というのは避けたいですよね。

そこで今回は、誰でもドラムスコアの”名称”や”記号”を理解できる「音読学習」について紹介します。


しっかりと理解していただくために、「音読学習の重要性」について解説した後で、ドラムスコアを読むための方法を紹介します!

前回記事で基本的なドラム譜の読み方について、まとめています。

「まだ楽譜(ドラムスコア)が読めない…。」という方は、合わせてお読みください。




ドラムスコアを読むには「音読」が必須!?


「音読」は、ドラムスコアを読む上でとても役に立ちます。初めは恥ずかしいかもしれませんが、絶対に取り入れたい練習の1つです!

音読はメリットだらけの学習方法

突然ですが「女の子が”音階”を歌っている某王手ピアノスクールのCM」を見たことがありませんか?

一見ボイストレーニングのように見えますが、実は音階を意識できるようにするためのトレーニングなのです。


なるほど。小さい子にいきなり楽譜を読ませても、挫折してしまう可能性もありますからね。

それだけではありません!音読は五感を刺激し、脳を活性化するとも言われています!

有名な英語学習の1つに「シャドーイング」がありますが、この学習方法も「音読中心」ですよね。

ドラムスコアを「音読」すると大きなメリットがある!

音読学習の素晴らしさは、皆さんもご存知の通りかと思います。

そこで、ドラムスコアも「音読」してみましょう!


ちょっと恥ずかしいけど「音読」するだけなら、スコアの”名称”や”記号”の意味が分からなくても大丈夫かも!

さらに、音読することで、

  1. 音読効果と「ドラムの音階」を意識できる
  2. 音符の長さを意識することができる

2つの大きなメリットがありますし、ドラム上達に大きな手助けをしてくれますよ。

ドラムスコアを音読するメリット①「ドラムの音階」が意識できる!


ドラムは「打楽器」ですが、「音階を意識して」叩けるようになると、表現の幅がぐんっと上がります!

まずはドラムスコアで”名称”と”記号”を確認!

[引用:SOUND HOUSE]


この画像を見れば”名称”と”記号”が一発でわかりますね!ですが「ドラムの音階」とは何でしょうか?

上の画像を参考すると、下から

  1. バスドラ
  2. フロア
  3. スネア
  4. ロータム
  5. ハイタム

とだんだん音が高くなっていて、1番上はシンバルなどの金物類になっています。

つまり楽譜の上になるほど高い音になり下になるほど低い音になっている(音階)ことがわかります。


厳密に言うと、”ペダルハイハット”や”スネア”の位置は音階になっていませんが、今は「ドラムスコアを見やすくするため」と覚えておいてください。

※この楽譜はあくまで参考であるので、この通りの音階にチューニングしないでください!

ピアノと違って、ドラムは正解の音が決まっていないのでイメージが湧きづらいかも知れませんが、まずは「ドラムにも音階がある」ことが分かっていただければ幸いです。

ドラムに音階をつけた天才”テリー・ボジオ”

「ドラム」「音階」と言う言葉が出たら、絶対に外せない人物がいます。

かつてフランクザッパに所属していた世界的に有名なドラマー:テリーボジオです。


「要塞ドラム」の異名を持ちながら、ドラムセットに音階を付けてチューニングしていることでも有名です。


4つあるバスドラムは、全て”ド”の音にチューニングするだけでなく、タムから金属まで全て「音階」を意識しているそうですよ。彼のドラムソロは芸術作品のようです!

ドラムスコアを音読するメリット②「音符の長さ」が意識できる


「ドラムの音階」について理解できたでしょうか?次は「音の長さ」を身につけるメリットについて紹介します!

打楽器奏者も「音の長さ」を意識するべき!

音読する2つ目のメリットは音符の長さを意識できることです。

例えば、ドラムは1回叩くと、倍音が途切れるまで鳴り続けますよね。

ですが、ドラムと言う楽器は、ただ太鼓を鳴らせば良いわけではありません


確かにドラムは、ピアノやギターほど音符の長さを意識しなくても問題ないのですが、意識しているかしていないかで演奏面で大きな違いが出てきます。

「かっこいいフレーズ」のために練習するのではなく、普段から”打楽器らしい演奏”を心がけた方が良さそうですね。

「音符の長さ」を理解できないのは、打楽器演奏者にとって大きなデメリットです。

音の長さをコントロールできない電子ドラムを「おもちゃ」と表現する方もいますが…。

物は使い方次第なので、例え電子ドラムを使っていても叩いた強さに応じて倍音をコントロールできるように意識しておきましょう!

「音符の長さ」を意識したドラムとは?

例えば、“4ビート”“8ビート”

2つのビートは、H.H.の記号が2倍あるのは分かりますが、皆さんはどのように叩いていますか?


う〜ん…。ドラムスコアとぴったりのタイミングで叩くように意識しているかな?

演奏上問題ないですが、それでは「音の長さ」は意識できていませんよね!

もし、あなたも同じ回答だったのならH.H.の使い方を変えてみてはどうでしょうか?

  1. 4ビート「4分音符意識しながら、H.H.にスティックを斜めに入れ余韻を長く出してみる」
  2. 8ビート「8分音符を意識しながら、H.H.をチップで叩き歯切れの良い音をだす」

もちろん4ビートをチップで叩くこともありますし、8分音符でも余韻を長く出すこともあります。

ドラムの演奏方法に答えはありませんので自分のオリジナルを研究してみるのも良いですね!

実践:ドラムスコアを音読してみよう!


長々と説明してきましたが、ドラムスコアの”名称”や”記号”の意味が分からない方にとっては、重要なことだったと思います。それでは上記のことを踏まえ、早速音読してみましょう!

ステップ1:まずは楽器の「音」を決める!

先ほどの8ビートのドラムスコア。皆さんならどう「音読」しますか?


私は、ドッチッタッチッと読んでいます!

恐らくほとんどの人が、このように音読しているかと思いますし、

  • シンバル     → ジャン
  • H.H.(close)  → チッ
  • バスドラム  → ドッ
  • スネア    → タン
  • タム    → トコトコ

他の楽器もこのように発音しているのではないでしょうか。

この部分は、特にルールは無いので自分の好きなように決めておきましょう!


楽器それぞれの「音」を決めて音読すると、ドラムスコアの名称や記号が分からなくても、自然と理解できるようになっていきます。

ステップ2:「音階」と「音の長さ」を必ず意識する

次に、先ほど紹介した「音階」音符の長さを考えていきましょう。

まず「音階」ですが、初めは難しいので、

  • H.H.(金属類) → 高音
  • スネア(ハイタム) → 中音
  • バスドラ(ロー/フロアタム) → 低音

といった具合に、音域を3つに絞って音読してみてください。


ちょっとした違いでも「意識」して発音することが重要ですよ!

次に「音符の長さ」ですが、

  • 4分音符ならダンッ!、8分音符ならダッ!(4分音符の半分の長さ)

といったように、長さを調節してみてください。


8ビートを音読する際「ドチタチ」と読む方がいますが、「ドッチッタッチッ」と”カタカナの小さい「ツ」”を入れた方が、8分音符っぽいですよね!

まとめ:ドラムスコアを音読するのはメリットだらけ!

ドラムスコアを音読するというのは、ただ名称や記号が分からない人のための勉強方法ではありません。

今回紹介したように「音階」や「音符の長さ」など、楽器を演奏する上で非常に重要な要素が詰まっていたのでした。

「音読」を始めたからといってすぐに結果が出るわけではありませんが、継続して行うことで、今後の練習に必ず変化が出てきます。

この記事で「名称や記号が分からない!」という悩みは解決できたと思いますので、ぜひあなたも練習に取り入れてみてくださいね!

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