過去にピアノやギターなどを演奏していて、ある程度「楽譜」が読める方は問題ありませんが、全く「楽譜」を読んだことがない人にとってドラム譜を読むことってとても大変ですよね。
また、「”耳コピ”がでるから楽譜を読めなくても良い!」と思っている方もいるかもしれませんが、ドラム譜が読めないと後々苦労してしまいます。
ドラム譜はピアノやギターに比べてかなり簡単に読むことができるので、この機会に確実に読めるようになりましょう!
目次
ドラム譜を読む為ファーストステップ
まずは「8ビート」のドラム譜を確認してみよう!
こちらは、ドラムで最も使われる8ビートを記したドラム譜です。
今回は、こちらのドラム譜を元に、楽譜の読み方を解説していきます。
3つのポイントは以下の通り。
- 4/4の表記の意味を知る
- 音符の長さのルールを知る
- ドラム譜の記号を理解する
こちらを理解できれば、ドラム譜の読み方の基本をマスターできます!
初心者でもわかるように解説しているので、焦らずゆっくりと確認していきましょう。
ドラム譜を読むための「3つのポイント」を確認!
ドラム譜を読むポイント①:4/4の表記の意味を知る
他に例をあげると「3/4」は4分の3拍子、「7/8」は8分の7拍子となります。
色々覚えることがあって大変ですが、変拍子の曲以外は基本的に「4/4」で構成されています。
ですので、まずは楽譜/ドラム譜に書かれている「4/4の意味」さえ理解できればOKです!
ドラム譜を読むポイント②:音符の長さのルールを知る
では、次に音符の見分け方を解説します。
- 4分音符は音符に直線だけ
- 8分音符はヒゲが1本
- 16分音符はヒゲが2本
となっていました。
このように音符の種類は、ヒゲの数で見分けます。
ちなみに32分音符だと、ヒゲが3本になります。
こちらは楽譜を読む上でかなり重要な部分なので必ず覚えてくださいね。
また、同じ長さの音符が連続して繋がると、音符同士が重なり、音符の上にある線が音符のヒゲの数と同じ数になります。
ドラム譜を読むポイント③:ドラム譜の記号の意味
ちなみに、どのドラム譜も基本は上図のように書かれているので、この機会に暗記してしまいましょう。
復習:「8ビート」の楽譜をもう一度見てみよう!
- 4/4拍子なので、1小節に4分音符は4回(8分音符なら8回です!)
- 全ての音符はヒゲが1本なので、8分音符
- ×マークはH.H.、1番下がバスドラ、真ん中がスネア
いかがでしょうか。
ドラム譜を読むことは、想像以上にカンタンですよね!
「まだ読めない!」という方は、焦らずにもう一度細かく読み返してみてください。ゆっくり確認すれば、必ず読めるはずですよ。
また、今回楽譜を読めるようになったからは声に出して読むことにもチャレンジしてみてください!
まとめ:ドラム譜を読むことは、とっても簡単!
ドラム譜の読み方は意外とカンタンで、基本的なルールさえ覚えてしまえば楽勝でしたね!
そして、ドラム譜が読めるようになると
- 初めて聴く曲でも、楽譜を読みながら叩ける
- ドラム教本を使って、読みながら練習できる
などなど、様々なメリットがあなたを待っています!
今回紹介したものは、本当に基礎の基礎ですが、ここさえしっかり理解していれば他のドラム譜も必ず読むことができますよ。